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パタゴニア旅行記? さよならパタゴニア!
2008-08-03 Sun 23:06
ウシュアイア空港でチェックイン。
大きな荷物で超過料金を取られるかとひやひやしたが、今回もなんとかパス。

荷物を預けて悠々と手荷物検査に向かう。
X線を通された私のリュックについて、係員が何か言っている。
ナイフのようなものを持っていないか?と言っているらしい。

んなバカな!と、ところが…隅々まで荷物を見られてわかった。
そうだった…トレッキング時に必要なものとしてまとめていた小さな袋。
果たしてその中に、あった。ずっと以前、スイスで買った思い出のビクトリノックス!(泣)!
頭は真っ白、顔は真っ青!

実際、持っていたけど今まで一度も使わなかったのだった。
リンゴは皮ごとかじってたし、栓抜きも缶切りも必要なかった。
ただ、何かのときには、刃物はないと困ると思って持っていたのだった。
外に出てもう一度荷物を預け直す気力はなかった私は、泣く泣く諦めた。

またまた、自分の間抜けさ加減に意気消沈している私に、トリシアが気を遣って
「1グループで3人が帽子をなくしたこともあるのよ」などとなぐさめてくれる。
まったく最後までおっちょこちょいな私である。
でもまだ旅は終わってはいないのだ。引きずってる場合じゃない。
「いやいや、私はきっといつかこういうミスをしたと思うから(仕方ない)。」と
多分なんとか英語で伝えた。
どう言ったのか覚えてないし、伝わったかどうかあやしいけれど。

こんなばたばたで、パタゴニアとの別れも感傷に浸る間もなく搭乗。
なんでも最後は意外とあっけないものだ。
そうでないと、人は前に進めないのかもしれない。

さよならパタゴニア
〈さよならパタゴニア〉
やがて飛行機が離陸した。パタゴニアの景色ともお別れだ。
またいつか来れるだろうか?もう二度とはこの景色を見ることは叶わないのだろうか?
心残りだったし、名残惜しかった。
それでも一度は来ることができたんだ。遠い南米のさらにその果てに。
さよならパタゴニア!ありがとう!さよなら風と氷河の大地!



パタゴニアの旅行記はここまでで終わります。
稚拙な、そして自己満足な写真と文章に、ここまでおつきあいいただき、
まことにありがとうございました。感謝、感謝です。が、まだ続きがあります。
パタゴニア旅行記?番外編 「Road to Igazu」(仮題) なんちゃって? を
ちょっとだけ休止後、近日開始します!なんちゃって!
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パタゴニア旅行記? 最果ての監獄博物館
2008-07-27 Sun 01:20
パタゴニア、最後の朝。起きて軽く朝食を採り、サンディ、ベン、リンダとともに街ヘ出た。
「元監獄と船舶博物館」に行くためだ。
最果ての地に監獄があるのは世界共通かもしれない。

監獄に猫一匹
〈監獄に猫一匹〉
みんなに先んじて、一人監獄の建物に入ると、なぜか向こうから猫一匹が・・・。
一瞬目を疑ったけれど、生きてる猫でした。なんだか過去の魂から迎え入れられたような変な気分。
まあ、ここに出入りしている猫なのかもしれないけれど。


ここは、名前のとおり監獄として使われていた建物で、当時の様子を再現しつつ、
歴史的な事物などを展示しているところだ。
かつての独房に、等身大の人形や昔の写真や資料などが置かれている。

監視してます
〈監視してます〉ギョロッと目を光らせています。

中央が吹き抜けになった通路の両側に独房があり、2階から、監視員が見張っている。
但し、これは等身大の人形だ。腕を組んで、ギョロッと見開いた目がユーモラス。

結構広いです
〈2階から見た図〉
結構広い。


ウシュアイアは南極へのツアーの拠点でもあるので、オーロラや南極についての
展示もされている。
ここは、ちゃんとおさえないとと、展示のオーロラ写真をたくさん撮影。
このオーロラは、南極のオーロラのはず。
本物を見てみたいものだ。越冬隊員にならないと無理だろうなあ。

オーロラ関連の展示
〈南極のオーロラ?〉
北のオーロラとちがう?

ちなみに日本人が南極に行くには、環境省に届出をしなくてはならないことになっている。
ちょっと前に、日本の女性が南極点に徒歩で到達するという偉業を果たしていたが、
届出が必要であることを知らず、申請漏れだったとニュースになっていた。
一般的なガイドブックの地球の歩き方にすら、ちゃんと書いてあるのになあ。。。
とちょっと思った。

動物の生態などの展示も
〈動物の生態などの展示も〉剥製になっているペンギンはなんだか悲しくて、まともに見るのがつらかった。

この写真の奥のほうにある売店から、自分宛に絵葉書をだした。
記念のスタンプを押してくれるのだ。日本に着くのは、どう考えても私のほうが先だけど。
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パタゴニア旅行記? ウシュアイア
2008-07-21 Mon 22:17
乗馬は終始、馬に振り回されていたような状態だったけれど、楽しかった。
ちょっと馬にのれるような錯覚を起こさせてくれた。
ゴールの牧場に戻ったときには2時間の予定が3時間以上過ぎていた。

ウシュアイアの2階建てバス
ウシュアイアの2階建てバス〉
このバス、なぜかいつもこの場所に停まっていて、動いているのを見たことがなかった・・・?



もう夕方なので国立公園のトレッキングはできなかった。
太陽はまだ高いので不可能ではなかったのかもしれなかったけれど、
乗馬のときの砂埃がひどくて、喉の状態は悪化していた。
やはり、あと1日必要だったなという思いはあったけれど…。


街に戻って、みんなでアイスクリーム屋さんに行き、カラファテの実フレーバーの
アイスクリームを食べ、土産物を探して街を散策した。

メインストリートにはお土産屋さんがいっぱい
〈メインストリートにはお土産屋さんがいっぱい〉

最果てモードで、ちょっとたそがれて記念撮影でもしようと思っていたが、
私の思惑はあっさりはずれた。
街はこのとおり、カラフルで賑やかで、土産物店も栄えていた。
すべてのものが、寂しさとか、わびしさとか感じる余裕もなく、
夏を謳歌しているかのようだった。

最果てからの距離
〈最果てからの距離〉

国立公園にあるという看板と記念撮影することができなかったので、
街中にあるこんな看板を撮影してみた。
東京からの距離、17017キロメートル!

街角の教会
〈街角の教会〉

チリでもそうだったが、教会の前には、教会の看板。
見れば教会だと、わかりそうなものなのに、なぜ教会のための看板があるのだろう。
日本には、お寺を示す看板なんてないもんな~。


パタゴニアにいられるのもあと半日ほどだった。

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パタゴニア旅行記? 馬の性格
2008-07-17 Thu 00:38
小休止の後、今度は山を降りて行く。

顔
〈顔〉ジェイが乗ってたカラ・ブランカ(馬の名前)。以前に日本の女の子が乗ったことがある馬らしい。

ぱかぱかと歩いて行くけど、わが馬 は、ちょっと止まると、すかさずむしゃむしゃやっている。
私もだいぶ慣れてきて、容赦無く叱咤激励できるようになったが、相変わらずビリだった。
競走しているわけじゃないからいいけどね。

馬の背より
〈馬の背より〉この子はダルメイダとかそんな名前だったような・・・聞きなれない名前で忘れた。ごめん!

結構な急勾配の丘をもろともせず、馬達は下りていく。
その急勾配に身を堅くしてヒビッているのは、背中に乗ってる私だけ。

丘を下り、海岸へ。なんだかとてもいいロケーションだが、この馬、草があるとやっぱり
道草を喰うのだ。(ひょっとして「道草を喰う」の語源はこれなのか???)
おまけに、どうやら負けず嫌いの性格なのか、遅れをとると走り出すようになった。
乗ってる私はビックリである。そんなにスピードが出ているわけじゃないけど、
上下動が激しくて結構大変!景色が揺れる!揺れる!

海岸を歩く
〈海岸をゆく〉こんなことができるなんて!気分は最高!でも、馬に乗って写真を撮るのは結構大変!

走らなくてええがなーと思う私の気持ちとうらはらに、
道草を喰う→遅れる→走って追い付く→安心して?また喰う→遅れる→走るの繰り返しだ。

緑の中を行く
〈緑の中をゆく〉

おいおい、止まらなければ、走らなくても済むでしょうがあ…。
海岸から野道に入って、この行動パターンはいっそう強まった。
まったく、草をはむのだけは絶対やめないやつだ・・・な。
食いしんぼで負けず嫌いで、のんびりしてるくせに、せっかちなんて、誰かみたい!?



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パタゴニア旅行記? 馬にナメられた!
2008-07-09 Wed 23:37
ビーグル水道クルーズを終えた午後、昼食もそこそこにタクシー相乗りで郊外へ。
今度は乗馬に挑戦!最初は国立公園をトレッキングするつもりが、成り行きっぽく
全員で乗馬することになった。
さすがに欧米の人は経験者も多くて、両親が牧場を持っているなんて人もいる。
そんな人にはレベルの高い?馬があてがわれる。

乗馬
〈いかにも似つかわしい感じの乗馬指導のお兄さん〉

西部劇?からとび出て来たみたいなかっこいいおにいさんが、私に勧めてくれたのは
少し小さめの雌馬だった。
手綱さばきを教えてもらったが、初めてだし、説明は英語だし、なかなかうまくいかない。
先が思いやられるなあ・・・。

その場で、軽く練習しただけで、すぐに全員で馬を連ねてトレッキングに出発。
え、えーっ!こんな険しい場所をー?というようなところも馬たちは進んで行く。
私は振り落とされないように必死だ。
ところで、私が乗った雌馬は乳飲み児がいる母馬だった。
お乳を出すために草を食むことに余念がない。おーい、仕事中だぞー。
馬にナメられているのだろうか。はいっ!とお腹を蹴ると、のろのろと動き出すのだが、
油断しているとまたお食事されてしまうのだ。
しかも、母馬に乗っていると、もれなく仔馬が付いて、いや、ついてくる~。

馬 授乳中
〈馬 授乳中〉青いのは私の服です。馬上から身体をひねって見下ろして撮影。
母馬のお乳に、仔馬がくらいついています。


そして一行の歩みがが止まると、仔馬がすかさず母のお乳にむしゃぶりついているのだ…。
仔馬は可愛いし、あなた方の事情はわかるけど、みんなに置いていかれてしまうのよー。
そんなわけで、私はずっとビリかビリから二番目を進んでいた。

休憩中
〈木が生い茂る丘の上で休憩〉

手綱をさばくのにもようやく慣れてきて、海岸を見下ろす丘の上でひと休み。
といっても、馬から降りるのだって一人ではできない。そのくらい初心者なのだから。

丘からの眺め
〈海岸線を見下ろして〉

軽くお茶とお菓子をいただいて、また出発!
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パタゴニア旅行記? ビーグル水道クルーズ
2008-07-02 Wed 23:51
7月になりましたね。気づけば今年も半分過ぎてしまいました。
パタゴニアの旅も、すでに半年前のことか・・・と、こんなに長くひっぱってしまって、
自分でも愕然とします。が、あともう少しですので、どうぞお付き合いくださいませ。


ウシュアイアでの滞在は1日減ってしまったので、自由になる時間は1日半。
やることはたくさんあった。まずはビーグル水道クルーズ。

ビーグル海峡クルーズへ
<いざビーグル水道クルーズへ>

進化論で有名なダーウィンが乗っていたビーグル号にちなんで名づけられた水道を
クルーズするのだ。観光桟橋には旅行会社の出張小屋がずらっと並んでいた。

クルーズ開始
<クルーズ開始>

案内されたボートはかなり小さかった。15人乗りくらいだろうか。実際、乗員は私たちと、
ガイド、船員をたしても、13人くらいだった。
遊覧船ではないので、海上に出るとものすごく揺れた。
あまり船酔いしたことの無い私だが、これは結構やばいかもと思った。

揺れてます
<とても揺れてます>

酔い止めは飲んできたものの、ちょっと心配だな・・・。
気にしないように外の景色を見て気を紛らわせる。
しかし、やがて船上はかなり冷えてきて、船酔いのほうはどうやら気にならなくなっていた。
というか、寒さのほうが今度は身にしみて、気になっていたのだが。

気ィ狂う~
<烏・う・ウ・・・気ィ狂う~>

船は、ウミウの繁殖地である島や、オタリアの楽園みたいな島を眺めながら進む。
オタリアはアシカ科の動物だが、南米大陸の沿岸にしかいない種類なのだそうだ。

オタリア
<オタリア>

ゴロゴロと岩に寝そべるオタリアたちは、実に気持ち良さそうに過ごしていた。
一番手前にいたオタリアは、群れの中でも大きいみたいだ。ボスだろうか・・・。

それにしても水道から見える山々は、雪をいただいており、寒いところなんだなあと、
やっと最果てモードになったころ、クルーズは終わった。
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パタゴニア旅行記? 謎の看板の意味
2008-06-19 Thu 23:19
二人と別れて、私はまた探索を再開した。

看板のそばの教会
<看板のそばの、そしてホテルの前の教会>

そしたら、なんと灯台元暗し!
宿泊先のホテルのすぐそばに、その看板というか標識は立っていた。
今度のはいたずらもなく完璧な状態。気分はウシシな状態。

謎の看板
<これが謎の看板 完全版>

写真を撮って、後でだれかに聞いてみよう♪
あっけなく見つかったお陰で暇になってしまった。
風邪も治したいから少し眠ろうか・・・。
いや、その前に昨夜カウントダウンをした港が見える丘にのぼろう。

港の見える丘
<港の見えるクルスの丘より>

街にはには色とりどりのルピナスがたくさん咲いていた。私の好きな花だ。
丘からの眺めは、マゼラン海峡に向かってまっすぐに伸びた道と、左右に連なるカラフルな
家々。ブルーグレーの空と雲。
そして、すぐそばには、「ここからどこそこまで○○○○○キロメートル」と書かれた看板。
日本はOSAKAまで17116kmとある。なんだか実感が湧かない。
この街に最初に来た日本人は、大阪の人だったのかも?

世界への距離
<世界までの距離>

ホテルに戻って、トリシアに頼んで、看板について聞いてみてもらった。
フロントの男性に聞いてみてくれたところ、「ハンドメイドクラフトのマーケットが立つところ
らしい」とのこと。
あまりはっきりしないところがミソだが、諸説あった看板のマークは、壷のようなものを
表しているらしい・・・。

でも、本当のところはどうなんだろう。
私はマテ茶の器とかかな?などと思ったんだけど、わからない。
モチーフになったクラフトそのものを見てみたいもんだが・・・。
解いたはずの謎だが、謎はやはり謎のまま?なんだかちょっと消化不良・・・。
だれか、そのクラフトマーケットを目撃して記録してきてくれないかな?

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パタゴニア旅行記? 謎の看板(標識)
2008-06-16 Mon 00:00
おひさしぶりです!すっかりご無沙汰してしまいました。
姪っ子が生まれたことは前に書きました。
実はその後、母親である妹が入院してしまい、祖母である母と伯母である私が
乳飲み児を預かって、世話をしていたので、家事・育児?仕事(はあやしいけど)
以外はおろそかになってしまいました。
体力的にはキツかったけど、心がほんのちょっとだけ豊かになれた気がするし、
いい経験になりました。
妹も無事回復して、姪っ子とともに帰って行きましたので、さびしいにはさびしいのですが、
ほっと一息ついたという感じです。
そろそろ再開したいと思いつつ、このところ痛ましい事件や災害が続いたので、
少し控えておりましたが、ぼちぼち書きたいと思います。
拙い文章ですが、またよろしくお願いしますね!


「この看板の意味をご存知ありませんか?」mixiのコミュニティ「氷河と湖と森と風の
パタゴニア」のトピックのタイトルにはそう書かれていた。
(mixiに登録している方しか、リンク先は見られないと思います。何卒ご了承ください。)
プンタ・アレーナスの街で見かけた看板だが、意味がわからないというもの。

機会があれば探そうと思っていたが、思いがけずチャンスが訪れた。
手がかりは、その看板の写真と、こんなとこで見かけたという情報のみ。
教会の近くにあったという情報もあるけど、どこの教会だか?

サレシアノ
〈その看板は、この教会の近くにあった〉

土地勘がない見知らぬ街、それも外国で、見つかるのだろうか?
教会、教会・・・?と、歩いていたら、果たしてそれは、あっけなく目の前に現れた!
あったけど、誰かのいたずらで、イラストが貼り付けられている。
聞こうにもあたりに人もいないし・・・。

謎の看板にいたずら?
〈謎の看板に いたずら?〉

そんなときに、同じグループのジェイ&スー夫妻に会った。
ひょうきんなジェイは、みんなにニックネームをつけていたが、私も写真ばかり撮っている
からと、スナッピーとつけられてしまった。スーは小柄で可愛いが、とても賢い感じの女性。
二人に、撮影した看板を見てもらったけど、"I don’t know . ”という返事。
丁度、お昼時だったので、お昼を食べようということになった。
開いているお店は少ないし、ひとりでは心細かったので、とりあえず探索を棚上げにして、
お昼。
二人はインド系カナダ人で、ベジタリアンである。ベジタブルピザをシェアして食べながら、
今回足止めを食ったトラブルについては、みんな文句を言っているの?と聞いてみた。

ジェイいわく、「ツアー会社のミスだよね。トリシアはナイスパーソンだけど・・・。
もしウシュアイアがすごくいいところだったら、(そこで過ごす時間が少なくなったことに
ついて)クレームをつけるかもしれない。」

さて、時間はたっぷりある。二人と別れて、私はまた探索を再開した。
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パタゴニア旅行記? 大晦日そして新年早々
2008-05-16 Fri 00:42
プンタ・アレーナスに着いたのは大晦日だったが、ペンギンコロニーに行く前に、
実はちょっと困ったことが起きていた。
明日の元日にアルゼンチン最南端のウシュアイアに、行くことになっていたのだが、
なんとバスが運休だというのだ。
ツアー会社がちゃんと調べていれば、そんなことはわかりそうなものだが。
これでは、もう一日プンタ・アレーナスに滞在するしかない。
それは、ウシュアイアでの滞在が減ることにほかならない。
メンバーには動揺と小さなブーイングが起こっていた。
私は、いつものように最初は状況が把握できなくて、みんなに聞いて理解したのだが、
トリシアは、「移動ができないので、この街にもう一泊すること」、「今夜の宿には連泊
できないので、グレードアップしたホテルにもう一泊すること」を伝えて、皆の了解を
得ようとしていた。
ウシュアイアでのいろんなアクティビティを楽しみにしていた我々は、がっかりし、
憤懣やるかたなかったが、声高に非難をする人はいなかった。
みんな大人だったし、なによりトリシアがよきリーダーであり、インド系カナダ人のジェイが
言うところのナイス・パーソンだからだろうが。

なぜか中華料理のバイキング(いまいちだったが)の夕食後、
港の見える丘の上でカウントダウン。
赤いひとだまみたいな間の抜けた花火が、ふわ~ふわ~と打ち上げられ、
新年を迎えると、港に停泊する船がいっせいに汽笛を鳴らした。

その晩は、みんな遅くまで飲み(一部踊り)明かしていた。
私は、トレッキングの後に汗が冷えたのがこたえたのか、風邪をひいてしまい、
早めに切り上げ、日本の母に電話などして結局なかなか眠れなかった。

2008年の元日。元日はどこも静かだった。お店もほとんど開いていないし、
見るところもない。みんな仕方なく、セメタリーつまり墓地を見に行くことに。
元日に墓地???と思いながら、ぷらぷら歩いていると、こんなもの発見!

なぜかクレヨンしんちゃん
<なぜかクレヨンしんちゃん>

まさか地球の裏側の南米の先端で、クレヨンしんちゃんに遇おうとは・・・。
日本のアニメのキャラクターだと言ったら、みんな笑っていたが、
このキャラクターの特異さは伝えられず、もどかしかった。
それにしても、口調に特徴のあるしんちゃんをスペイン語でどう吹き替えているんだろう。
見て(聴いて)見たかったな。

新年早々だが、セメタリーには、お花を供えに来ている人もいた。

新年早々墓地めぐり
<新年早々墓地めぐり?>

古くからの歴史のある墓地らしく、とても立派なものや、さまざまな飾りや工夫を施した
墓地(音楽が流れたり、クリスマスのディスプレイがされていたり)がたくさんで、
それなりに見ごたえのあるものだった。
しばらく墓地にいたのだが、霊感の全くない私でも、なんとなく気分が悪くなって、
歩いているうちにみんなとはぐれてしまった。
これ以上、ここにいたくなかったので、ひとりで戻ることにして、街を散策してみた。

元旦の街
<元旦のひとけのない道>

mixiに「氷河と湖と森と風のパタゴニア」というコミュニテイがあるのだが、
プンタアレーナスの街に関わる、あるトピックが気にかかっていた。
ある謎の看板についてだ。
そうだ、それを探索しよう。そう思ったら、なんだか元気が出てきた。
時間はたっぷりある。さあ、歩いて行ってみよう。


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パタゴニア旅行記? プンタ・アレーナスへ
2008-05-06 Tue 00:00
トレッキング終了後、プエルト・ナタレス(Puerto Natales)に戻り、翌日バスで、
プンタ・アレーナス(Punta Arenas)に移動。
(なんだか名前が紛らわしいが、チリの最南端にかなり近い街だ。)

バスに乗るとき、一人の日本人女性に声をかけられた。
日本人に会うのは、セロ・トーレを歩いていたとき以来だ。
バス移動中に、少しお話をしたが、お子さんが成長したところで、
海外への旅に出るようになったのだそうだ。
やや年配の方で、今は一人で、あちこちに行っているという。
今回も南米を周る旅の途中で1ヵ月半くらいの予定らしい。
う~、すごいなあと思う。

プンタ・アレーナスは、マゼラン(magallane)が発見したマゼラン海峡に面した港町。

マゼラン像
〈アルマス広場のマゼラン像〉

到着した日の夕方、プンタ・アレーナス郊外、オトウェイ湾のペンギン営巣地に向かった。

ペンギン1
〈ペンギン・コロニー(ペンギン営巣地)で〉

営巣地には簡単な柵があって、人間がその柵内の木道を通り、ペンギンを
見ることができる。
柵といっても、綱がはってある程度の柵なので、すぐそばにペンギンがいて、良く見える。
ここのペンギンはマゼランペンギンで、10月~3月は、子育ての真っ最中。
隊長は70センチメートルほどだが、威嚇してくるペンギンもいる。

3匹?のペンギン
〈3匹?(羽)のペンギン〉

それでも、歩く姿やが、ちょっと人間くさくて、ついつい写真を撮ってしまう。
よちよちとのんびり歩いているようでも、そこは野生の動物。
まして子育てに忙しい彼らは、獲物を取りに急いでいる。
歩くスピードも思ったより速いので、ブレたり、ピントをはずしたりで、写真を撮るのは
なかなか難しかった。動物写真って大変だ・・・。

ダーウィン・レア
〈黄昏のニャンドゥ(ダーウィン・レア)〉

帰りの車の中から、ニャンドゥ(ダーウィン・レア・・・ダチョウの仲間)も見ることができた。
かなり遠かったので、コンデジではこれが限界。。。

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パタゴニア旅行記? フランセス谷トレッキング
2008-05-02 Fri 00:04
なんとかフランセス氷河を前に見る展望台にたどり着いたが、このお天気。
と、目の前の氷河が崩れ落ちている。

目の前で
〈崩れる氷河〉写真に写すにはちょっとけむっていた。

慌てて写真や動画を撮ったものの氷河も霞んでいて、いまいち分からない写真に
なってしまった。

ランチのサンドイッチを食べようとしたが、風が強くて具のツナが飛んで行くし、
マヨネーズをつけるのも大変なので、チョコレートバーなどで空腹を満たしていると、
ついに雪まで降ってきた。
かなり寒かったので、あっという間に撤収となってしまった。
“This is Patagonia ! ” トリシアの得意のセリフが飛び出す。
ホントに晴天から降雪まで、ありとあらゆる天候を見せてくれるパタゴニアだ。

帰り道、なんとなくヘンなことが起こっていた。昨日までとうって変わって、健脚組の一部が、
私が追いついたのに先に行かないで、おしゃべりしながら休んでいる。
おまけに私を先に行かせようとするし、ガイドのジャイは後からきた人は休んでもいいとか言う。
さてはトリシア?何か言ったでしょ?
私はちょっぴり気まずい思いで聞いた。
歩みの遅い私に合わせてもらおうという気持ちは、さらさらなかったからだ。
トリシアの返事は変らない。「みんな違うから。」

フランセス氷河からの帰り道
〈フランセス氷河の眺め〉あるサイトで、お天気の日のここの景色を見ていたけど、同じ場所とは思わなかった。
同じ場所に立っていたんだなあ。


そうは言っても、早い人が遅い者に合わせるのも無理がある。
結局、長い道中のうちに、健脚組は先に行き、私は最後のほうを歩いていた。
遅いメンバーに合わせていたトリシアだったが、もう先が見えているからか、仕事の都合でか、
先に行ってしまった。
写真を撮るたび、抜きつ抜かれつしていたが、私の後ろには、もうリンダしかいなかった。
お互い、待ったりはせず、それぞれのペースで進んでいた。実際そんな余裕もなかった。
今でも痕が残るほど、しっかり湿布とテーピングをした足首は、持ちこたえていたが、
そのつけが膝に来てしまって、ときどき抜けるように痛む。
まだキロ単位で先がある状態だったので、結構キツイなあと思いながらも、
足が勝手に前に出ていた。
写真を撮るために立ち止まる心の余裕もなくなっていて、ちゃんと止まらないものだから、
ブレた写真を量産してしまった。

やがて、ようやくゴールのキャンプサイトが見えてきたときには、一瞬熱いものがこみ上げた。
みんなはキャンプサイトのカフェでくつろいでいた。
たどり着いた私を見つけるとみんな声を上げて手を振ってくれた。
「やっと終わった・・・。歩きとおせた。」
そんな感慨とうらはらに、私もリンダもお手洗いに直行。
感慨も感動も生理現象には勝てないか(笑)。

角らしいかたち
〈角(つの)らしい形〉 これこそがクエルノス・デル・パイネらしい角度で見た景色。パイネを離れる船上から。
4月14日の記事のクエルノスと見比べてみてください。
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パタゴニア旅行記?○○○にはまってさあたいへん。
2008-04-26 Sat 23:13
再び目を覚ますと・・・隣に寝ていたはずのサンディがいない。
それどころか彼女の寝袋も荷物もすっかりなくなっていた。
寝過ごした?!全く気づかなかった!
でもまだ時間はある。支度をして、荷造りをして、寝袋をたたんだが、
これがてこずってしまった。
誰かに手伝ってもらえば早かったのだろうが、汗だくで30分も寝袋と格闘してしまった。

食堂に行くと、皆は朝食を済ませ、トレッキングの支度を整えていた。
自業自得である。大急ぎで食事を採り、おトイレもそこそこに出発!

今日はフランス谷へのトレッキングだが、天候はいまいちというより荒天だ。
クエルノスは今朝の優しい顔とはうらはらにけむっている。

けむるクエルノス
〈けむるクエルノス〉

本人以外にはどうでもいいことだし、へんな話で恐縮だけど、できれば野原の真ん中で
「大」はしたくないなあ・・・と思っていたら、それはまぬがれたのだが、トイレにはまった
というか、内側から外に向けて閉めるドアが開かなくなってしまい焦った。
「Could you kick the door?」 と叫んだら、外にいたスー(Su)が開けてくれた。
思わぬところに、ピンチはある(笑)。

歩けども歩けども
〈歩けども歩けども〉

そんなおかしいけど、笑ってもいられないことに見舞われながら、
風と時折降る雨の中を黙々と歩く。
みんなは結構おしゃべりしていたが、私にその余裕はなかった。
天気が悪いせいで、あまり遠くまで見通せない。
晴天だったら、もっと違う景色にみえるのだろうか?

これも氷河
〈これも氷河〉手前に木があるので見にくいですが氷河です。
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