The link at the date of the calendar is an entry.
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
Vol.12 オーロラはどこだ?!
2007-02-14 Wed 20:00
カメラも持たず、写真も撮らない。
それでも彼はまぎれもなく、このツアーのオーロラマスターだった。

ツアーの仲間で、街灯が明るい住宅街を暗闇を求めてさまよい歩く。
やっとのことで、わずかに暗い駐車場に辿り着き、光を避けて車の陰にうずくまるようにしながら、空を見上げる。
が、求めるオーロラはなかなか現れない。
雲を見間違い、「あれがそうかな?」「見えたような気がする!」などと幻を見始める始末!
そのうちだんだん寒さが身にしみて辛くなってくる。トイレにも行きたくなるものである。
やがて、仲間は一人減り二人減りして、だんだんと心細くなる。

が、塾の講師をしているというその青年だけは、静かに穏やかに、文句一つ言わず待っていた。
機内ではコーラばかり飲んでいた彼は、カメラも持たず、ただオーロラを見るためにだけ来ていた。

なぜかわからないが、直感で「ああ、この人はオーロラが見える人だ」と思った。
見えるというかわかるというか、待つことを知る人だと。
そうか、それじゃあ私も見習って、もう少し頑張ってみようかな。

やがて、上空にうっすらとオーロラらしい光が現れた。
それは、目を凝らして注意してみないと、わからないほど淡いものだった。
いわゆるアーク型というオーロラだ。
時計は2時をまわっていた。北欧でオーロラが出るという時間はカナダやアラスカに比べると早いことになっている。もうとうにそんな時間を過ぎていた。

ただ見ることの大切さ。そんなことを思い出させてくれる出来事だ。

新作試作中
〈新作試作中〉
肝心なオーロラの写真がないので、久々にガラスの写真です。
スポンサーサイト
別窓 | 旅のはなし 北欧 | コメント:2 | トラックバック:0
<<東京マラソン | オーロラ‐ガラス | Vol.11 キールナの夜>>
この記事のコメント
オーロラを待つと言う事は時に忍耐が必要になりますよね.
寒い中待って,待って,やっと見えたオーロラだからこそ,感動もひとしお深まるのかもしれないですね.

ガラスの写真,とってもきれいですね.
星空の下で,シロクマの親子が抱き合っているように見えます.
2007-02-15 Thu 06:55 | URL | Shiori #-[ 内容変更]
Shioriさん、ありがとうございます!
オーロラを待つことにかけては、Shioriさんこそが、エキスパートですよね。
極寒の、自動車でも行けない場所で、待つ感じはどんなものでしょうか。

>星空の下で,シロクマの親子が抱き合っているように見えます.
嬉しいです。正直なところ、そこまでは作り込んでいませんが。
シロクマかあ~。動物をモチーフにすることはあまり考えていなかったのですが、それもありですね。
アイディアありがとうございます!
2007-02-15 Thu 23:29 | URL | Erica #-[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| オーロラ‐ガラス |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。