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パタゴニア旅行記? プロローグその2 Hello,Buenos Aires!
2008-01-20 Sun 18:17
ブエノスアイレスは真夏だった。
陽射しはぎらぎらと眩しかったし、タクシーの中はエアコンが効いていた。
ウールのセーターにコーデュロイのパンツという服装の私は、どこから見ても異邦人
まるだしだったにちがいない。

オベリスコ
〈7月9日通りのオベリスコ〉

ホテルに着いて半袖に着替え、街に出た。
今回はGAPという会社のブエノスアイレス発着の多国籍ツアーに参加するのだが、帰りの
飛行機の都合で滞在が延びたので、現地の邦人ツアー会社にツアー後のプランを相談
していたのだ。
現地のオフィスを訪ねるつもりだったのだが、地図の通りに歩いても見つからない。
慣れない電話もつながらなければ、出したメールの返事も来なかった。
翌日からに備えて、訪れようとしてた日本料理店も、閉店したのか、地図の場所にはなかった。
私は少し神経質になっていた。空港からのタクシーに案内してくれた少年に、チップを請求
され、おまけに両替直後で金額がよく分からず、あげすぎて、落ち込んだ。
ささいなことかもしれないが、なんだかとってもいやな気分になっていた。
行く先のあてもはずれた私には、この街が埃っぽい喧騒の大都会としか見えていなかった。

街で 信号とゴミ箱と
〈街で 信号とゴミ箱と〉

ホテルに戻ってもGAPのツアーリーダーからの伝言はまだ届いておらず、ルームメイトに
ついても聞いていなかったので、もしかして今日はひとりなのか?ひとりならゆっくりしよう
と思った矢先、ノックの音がした。
開けると“Hello,Your roommate!”私よりは年上と見える女性が立っていた。
その瞬間の私の心の中は、正直言ってちょっとがっかりし、それから一種の諦めへと
変わった。ここからは英語でしゃべらなきゃと腹をくくった。
彼女はティナ。“I’m a Swedish”と言ったのを、最初スイス人だと間違えてしまい、慌てて、「スウェーデンならオーロラを見に行ったことがあるよ!」と取り繕ったりしたが、彼女は自然体の感じのいい人だった。1対1の会話は、なんとか6割理解という感じだった。
だって難しいことは話してないのだ。

夜7時にツアーメンバーのミーティングがあり、リーダーからの連絡事項や、それぞれの自己紹介が行われた。みんないろいろ話したが、私はその場ではほとんど把握できなかった。それでも不思議と不安はなかった。私?私は何を言ったのかよく覚えてないのだ。
事前に考えていたはずだったが、「日本の東京から来ました」とでも言ったのだろう。

ミーティングが終わって、リーダーは去り、メンバーのうちの4人と夕食に出掛けた。
お腹も空いていたし(飛行機を降りてからまともな食事を採っていなかった)、最初が勝負だと思っていたから迷わなかった。
皆はお肉とワインを、私はトラウトを(カナダと同じもの食べてると思ったけど、英語メニューを見て唯一自信を持って選べたのがこれだった・・・)頂いた。楽しい食事だった。
後でティナに、食事中に交わされていた会話の内容がわかったか?と聞かれた。
「私は30%くらいね。」と伝えた。「でも、楽しかったよ。」ティナは、ほっとしたように頷いた。
明日はパタゴニアに出発だ。
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この記事のコメント
うわ~@@
すごい展開でワクワクします
なんか、ほんとに色んな事が冒険ですね~、立派!!
この行動力というか、勇気に感服、asukaさんもすごいと思ってたけど、Ericaさんもすごい!!

前半の空虚な感じなんか、小説にしても十分通用します!!いや~、文豪だ
外国ではないですが、私も一人で東京に出張に行ったりすると、人は歩いていてぶつかるほど一杯いるのに、無性に寂しくなったりします。なんか気持ちわかるな~
2008-01-21 Mon 22:13 | URL | yume #wIehaaoc[ 内容変更]
あああ、yumeさん、ありがとうございます~w
すごい展開?でもないんですが・・・。
それにわたしなんかasukaさんの足元にもおよびませんが、到着直後は、空虚に、ナーバスになっていました。
ホントにこんな右も左もわからない外国に、自分はひとりでいるんだなと思って、心細かったですよ。
自分を撮った写真なんか、眉間にシワよってました。
私、実はとてもまぬけで臆病なヤツなんです。
2008-01-21 Mon 22:49 | URL | Erica #-[ 内容変更]
文豪!!
Ericaさん、yumeさんのおっしゃるとおり文才ありますよね。
ほんと、海外ではちょっとしたことで気分が激しく上下しますよね。
そして、外国人のルームメイトとは!
そのくらいの環境があればいやでも英語上達しますよね!
私は英語が通じないとすぐ落ち込むので、人間世界から逃げるように原野に行ってしまうんですよ。
極寒原野の恐怖よりも、英語の通じないことのほうが恐怖なんです。
「ちょっと通じないくらい平気」という度胸が欲しいです。
2008-01-21 Mon 23:19 | URL | asuka #GCA3nAmE[ 内容変更]
asukaさん
いやいや、asukaさんこそ、尊敬しますよ。
asukaさんみたいに、極寒の原野でのサバイバルは、軟弱な私には、
ちょっとできないと思います~。

英語というか言葉が通じなくて、苦労もしましたが、なんとか帰って来れました。
たしかに落ち込んだり、通じないのでお互い諦めたという雰囲気のときもありましたが、
そんなに重大な問題にはぶつからなくて、本当にラッキーでした。
2008-01-22 Tue 23:20 | URL | Erica #-[ 内容変更]
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