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極地をはしご
2006-08-13 Sun 23:58
この週末極地をはしごしてきました。というのは、以前ご紹介した南極展@上野と星野道夫さんの写真展@銀座とそのイベントin日本科学未来館@江東区青海(お台場のあたり)を一日でまわったから。途中、新宿と銀座で写真屋さんに寄り、アメ横にも寄ったのでサンダルを履いてた足には水ぶくれができていた。いたた・・・。
南極展雪上車
〈写真は南極の雪上車〉

今年は星野道夫さんが亡くなって10年になるということで、イベントやテレビ、雑誌の特集がたくさん企画されていますね。
私は特に彼のファンだったのでもなく、オーロラに興味を持ったのも別のルートだったわけですが、極北に興味を持ったら、避けては通れない大きな存在です。
誤解を恐れずに言えば、死によって伝説化している部分もあるかもしれません。が、その写真や著作が優れていたからこそだというのも真実だと思います。
氏の著作を読み写真を見ていると、その示唆と洞察に富んだ言葉と表現に納得させられ、なによりアラスカを熊を、心から愛していた人だと感じます。
日本科学未来館で行われたイベント、サマーナイト・ミュージアム関連イベント星野道夫メモリアルプロジェクト@Miraikanに最初は行くつもりじゃなかったんですが、取れないだろうと思っていたチケットが、あっけなく手に入りました。
行くことにはちょっと抵抗があったのですが、星野さんに強い影響を与えたボブ=サム氏のストーリーテリングを耳にしてみたいと思ったのです。「森と氷河と鯨」で描かれていた、独特の存在感と能力を持っているものの、決して小綺麗な印象はないボブ=サム氏は、予想外にすっきりした民族衣裳をまとって現れ、自信に満ちた声で語り始めました。それは私にとっていささか拍子抜けするほど普通な印象でした。
私は何を期待していたのでしょう。思えば星野さんが著述されてから10年以上の歳月が流れているのでした。人は変わる。ボブ=サム氏は、勿論当時から、一個の確立した魅力的な人物だったでしょう。でも星野さんがボブ=サム氏から影響を受けたように、彼もまた星野さんによって、さらに自信を得たのではないか。そんな気がしました。
ボブ=サム氏は、星野さんのメモリアルトーテムポールを、アラスカに立てることを提案し実行しようとしているとのことでした。
悲しい皮肉ですが、私も含めて、生前の星野さんを知らず、彼の死によって、彼の著作を紐解いたであろう人々で会場はあふれていました。
一人で参加した私は、この感想を誰かと共有したいという想いがこみ上げたのですが、それぞれの星野観をもっているであろう人の心に踏み込むことはためらわれました。それほど、みんな何かを探しに来ている。そんな気がして。私もそうかもしれませんが・・・・・。
お台場花火
〈お台場のフジテレビビルの向こうにはじける花火(三脚無し・手ぶれご容赦)〉

15日までの夜に科学未来館で上映中のドームシアターガイア「MEGASTAR-Ⅱcosmos」特別プログラムの「アラスカの星の下で」で投影されるオーロラ映像は「MEGASTAR」の生みの親の大平貴之氏の制作だそうです。
撮影映像ではなく、創作されたものでは、私が今まで見た中で最も本物に近いと思い、感心してしまいました。もっと長く上映してほしいものです。
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この記事のコメント
mixiより参りました。
はじめまして、足跡から参りました。

確かにその通りだと思います。
それぞれの星野観をもって、何かを探しているんだと思います。

でも、美しい風景やかわいい動物だけが抽出され、カレンダーや絵葉書となって加工され、安直に消費されていく姿に違和感を覚えているのも事実です。

もっと「メッセージ」を読み取って欲しいと・・・。

2006-08-16 Wed 12:46 | URL | マキ。マン #-[ 内容変更]
ようこそこのブログへ
はじめまして。ようこそ。
星野道夫さんに関しては、私自身が新参者で、本当の意味で理解できているかは自信が無いのです。
ただ、私が惹かれたのが、かわいい動物写真ではなく、その文章の真理を言い当てているような深さというか、それでいて押しつけがましくない文体だったという点では、マキ。マンさんに近いかもしれませんし、読み取る努力はしたいなあと思います。

>でも、美しい風景やかわいい動物だけが抽出され、カレンダーや絵葉書となって加工され、安直に消費されていく姿に違和感を覚えているのも事実です。

池澤夏樹さんもメモリアルプロジェクトのパンフレットにそういう意味のことを書いてらっしゃいましたね。
「しかし、この危惧はまちがいだ。メッセージの受容はさまざまな形を取る。」とも。
メッセージを受け取る人の心に制限を作ることはできないので、実際なかなか難しいことですよね。
私も正確に受け取れているという自信はありませんし。
私は、前の日に行ったので、龍村仁さんのお話は聞いているのですが、池澤さんのお話は聞けてないんです。
龍村さんのお話はだいたいパンフ通りだったんですが、星野さんが始めてクリンギットインディアンの「エスター・シェイ」さん(クマの一族でしたよね)を訪ねたとき、「何かとても大事な使命を帯びて、彼が現れたと感じた」のだと、それで重要な名前を与えたのだと、後に龍村さんに話されたそうです。
であれば、星野さんの写真からクマの魅力を感じることだけでもいいのかもしれないと、少し思ったりもするのです。すみません、長くなっちゃいましたね。

2006-08-18 Fri 00:21 | URL | Erica #-[ 内容変更]
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